予防歯科

予防歯科とは

みなさんは、「歯が痛くなったから歯医者さんへ」と思っていらっしゃいませんか?
歯の治療では最良の選択肢のひとつとして削ったり抜いたりを行いますが、歯科医として本音を言えば患者さんの大切な歯を削りたくはありません。また「痛くなったら歯医者さんに来た」では、治療にも痛みがともない、何回も通うことになりその分お金もかかります。

武田歯科医院では、今の歯を一生使い、削ったり抜くことをできるだけしなくていいように定期健診を行っております。ぜひご来院ください。

むし歯・歯周病になる原因と予防

むし歯、歯周病になる直接の原因は、細菌の感染によるものです。(虫歯や歯周病は感染症であることがはっきりしています)
口の中は清潔にしているつもりでも、いつもたくさんの細菌が繁殖しており、その「一定の温度・湿度」と「数時間おきの栄養分の補給(食事)」によって、細菌の絶好のすみかとなっています。
その「絶好のすみか」のコロニーともいえるものが歯垢(しこう)と呼ばれるもので、歯の周りに白くへばりつき、独特の臭いを放ちます。
よって、予防の第一歩は、歯垢を毎日の歯磨きできちんと落とし、細菌の数を減らすことからはじまります。

ホームケア

ご家庭で出来るお口の予防をホームケアもしくは、セルフケアといいます。
その目的は、「必要以上に細菌を増やさない」ことで、おもに毎日の歯磨きで、歯垢をきちんと取り除くことです。
また、場合によっては生活習慣の改善も必要になります。

●毎日の歯磨きで、歯垢を取り除く
●バランスのとれた食生活をし、間食や糖分の多い食物は控える
●喫煙は歯周病の原因ともなるので、禁煙・減煙を

オフィスケア

歯科医師もしくは歯科衛生士によるお口のケアで、プロフェッショナルケアともいわれます。
その目的は、「虫歯や歯周病の早期発見・予防などの定期健診」や「保健指導」で、ご家庭でのホームケアではできないお口のケアを行います。

●定期健診による、お口の健康状態の確認、歯周検査
●保健指導
●機械による、歯垢・歯石の除去
●歯磨きでは届かない歯周ポケット内のクリーニングおよび、バイオフィルムの機械的除去

一般的に、「4週に一度オフィスケアを行うと、抜歯に至る率が下がる」と言われており、むし歯や歯周病の予防に対する心構えと「かかりつけ医」を持つことが必要です。

武田歯科医院では「ただしい歯磨きのしかた」の指導はもちろん、「フッ素を用いた歯質の強化」、「シーラントで溝を埋める」などの予防措置も行っておりますのでご相談ください。
◆フッ素塗布 歯のエナメル質を強くします。
◆シーラント措置 臼歯の咬合面の溝をシーラント(合成樹脂)で埋めることによって細菌の入り込みを防ぎ予防します。

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